2017/07/17

Mauchline


モシュリンヌ(Mauchline)。
フランスでの物は手で描かれた可愛らしいお花などのペイントの木箱でよく知られています。
木の素材はほぼオリーブです。
あら素敵♪

鍵付きは珍しいざますのよー。となぜかざます口調。

可愛らしいです。うっとり・・

このモシュリンヌ、上のようなタイプのフランスの工芸品をこう呼ぶのかと思いきや実はスコットランドの町の名前。
1820年代からモシュリンヌという町でお土産用の木製工芸品作りが始まりました。
アイテムに描かれたその繊細な絵柄で徐々に人気となり、1870年頃は人気のピークだったそうです。
その頃には南フランスのお土産品の一部もモシュリンヌで作られたといいます。
その名残りでフランスのオリーブ木材工芸品もモシュリンヌと呼ばれるのでしょう。 
そして、本屋本元スコットランドのモシュリンヌ工芸品はこちら。

本家モシュリンヌは手描きペイントではなく、版画印刷のモチーフです。
美しい自然の景色が描かれています。

1930年代にこの工芸品の生産を止めてしまい、再開されていないようですので、現在ではモシュリンヌ工芸品は大変貴重なコレクターズアイテムとなっています。

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