フランスでのバルダカンベッドは、ベッドの四角に柱がついていて、布を垂らしてベッドを覆うことができます。
現在ではとってもおしゃれな寝室アイテムのひとつですが・・
バルダカンという寝具は遡ること15世紀末頃から裕福層の屋敷で見られるようになりました。
それ以来、豪華絢爛な装飾が加わったり布自慢の寝具になっていきますが、19世紀までの長きに渡りこの寝具には切実な悩みを解消してくれる目的がありました。
それは防寒。
当時は電気空調もホットカーペットもありません。
石でできたお城は大きな暖炉があってもとても寒かったはずです。
なので元々のバルダカンは屋根もあって重く暑い布でベッドを覆って何もかもシャットアウト。
アンボワーズ城 アンリ2世(1519年生-1559年没)の部屋 |
遮光カーテンより遮光効果ありそう・・ |
やっだー、まるでテント。 |
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